仕事で一流になれば投資家としても一流になれる

そのようなことをいう人がいます。


けれども私は逆だと思います。

投資を学ぶことによって仕事の質も向上する

これが正しい順序です。

大手企業に勤めている人や、大手でなくても、企業の重要なポストなどを務めている方の中には、仕事を一生懸命頑張ることによって報われるケースもあるでしょう。

ですが多くの場合、頑張っても頑張らなくても給料は同じか、頑張るほどに経済的には時間ばかりを失って損をするという、そんなやりきれない条件で働いている人は多いのです。

例えば、コンビニで時給労働をしている人が仕事を頑張ることによって、一流の投資家になれるでしょうか

はっきりいえば、バイトの仕事をがんばったって経済的には報われません。

頑張って何が悪いんですか?と言われそうですが、そのエネルギーを投資家になるための勉強に振り向けた方が、はるかに一流の投資家へのゴールが近づくといえます。

もちろん給料をもらってるわけですから、時給分は働かないといけないのかもしれません。

ても逆に言えば時給以上の奉仕労働をする必要は全くありません。

奉仕労働をしても、だれも評価してくれないばかりか、時間をどんどん失ってしまいます。

投資を勉強するうえで、まずすべきことは、投資を勉強する時間を確保する、つまり時間の投資をすることです。

投資の勉強をするという言葉の意味には、投資特有の専門用語の意味を調べたり、投資関連の書籍を読むということも含まれますが、実際に株を買ってみたり、投資信託を試してみるということも同様に含まれます。

いきなり株を買うことに対して不安がある場合は、まず投資に関する専門用語の意味を調べる書籍を読むというところだけでもよいでしょう。

株というのは、数万円買ってもあまり意味がないですし、かといっていきなり50万とか株につぎ込むというのは、実際には勇気が要るものです。


それに万が一損をすることで、投資が嫌いになってはもったないです。


「もう株はコリゴリだ」
「株なんて二度とするもんか」


そう思ってしまったら、将来得られるかも知れない利益を全て捨ててしまうことになります。

だから、まずは投資の言葉の基礎を学ぶことだけでいいんです。

そして、投資の言葉が分かるようになったら、少しずつ株を購入する準備を進めます。

その時のために、今から少しずつ貯金をするのがお勧めです。

当面は、50万くらいの資金を準備することを目指していけばいいんです。

で、どうやってその資金を捻出するのかといますと

支出をコントロールする

ということです。実にシンプルですね。

生活の中で必要のないものにお金をかけているということは意外に多いものです。

その必要のないものを洗い出し、浮いたお金を貯蓄に回す

これだけで投資に必要な資金を効率よく集めることができるのです。


ここだけの話ですが、切っても構わない人間関係というのは存在します。


必要のない飲み会なんて断ればいいんです。


私の場合極端なので、職場の飲み会は 100パーセント断っています。


でも何も気不味いことなんてありません。


別のところで気を使っているからです。


飲み会は嫌いです。早くうちに帰って勉強がしたいからです


そこまではっきりと言葉にしてはいませんが、顔にはしっかり描いてあります。


でも、会社や上司や同僚の悪口は一切言いません。


悪口なんてなんの得にもならないからですが、人を悪く言わない姿勢はキチンと職場の人に伝わります。


だから、涼しい顔をして飲み会を断って投資の勉強をしています。

不必要に仕事を頑張る必要はありません。


ほどほどにやっておけばいいんです。

不要なものをそぎ落とし、必要なものにお金をかける

これはまさしく投資です。

人はだれでも投資家

価値のあるものは何かを見極め、周りに左右されず自分自身の考えに基づいて行動し利益を得る

投資の世界には、上司の機嫌をうかがうとか、人間関係に気を使うとかそんなめんどくさいことはありません。

このように公平公正な投資の勉強するからこそ、めんどくさい人間関係のサラリーマンに戻った時には、広い視野を持って仕事に取り組むことができるのです。

そしてゆくゆくは投資で少しでも配当金など、収入を得られれば、さらにサラリーマンの仕事は楽しくなるでしょう。

なぜなら投資を学ぶことによって収入を得ることができたという自信を持っていますので、余裕を持って雇われびとの仕事をすることができるからです。