死着という言葉をはじめて聞きました。

試着ではなくて死着です。

ヤフオクでは一部生き物の取引が認められています。
魚類、昆虫、両生類が取引可能となっています。

死着というのは、生き物をオークションで取引して発送したが、死んだ状態で到着したということになります。

当然、気になるのは生き物を取り扱うことに対する倫理観です。

ヤフオクでは一定のガイドラインを設けていますが、不特定多数の利用者がこれを完全に守るかというと疑問があります。

いろんな人がオークションには参加していますので、どうしても一定数はガイドラインを守らない事例が生じることになります。

一般的に生き物を出品する人は、何らかの事情で飼育に困ってペットを処分する必要にせまられたときでしょう。

引っ越しをするとか、結婚、進学など、どうしても飼えなくなったという事情です。

要するに人間の都合で処分してしまおうということです。
普通はこうした場合、ペットをその辺に逃がしてしまう人が多いと思います。
魚だったら近くの公園の池とかに放つということです。

でも生態系の変化の問題があるので、やたらに動物をその辺に放すのはそれはそれで問題があります。

「じゃあということでオークションサイトで売るか」
ということになるわけですが、ヤフオクのガイドラインを読んでみるとわかりますが、守るのがかなり難しいです。

これは配送におけるヤフーオークションのガイドラインの一部です。

魚類、水生生物配送における注意点
魚類は輸送の2日ほど前からエサ止めをしてください。
排せつ物により水中のアンモニア濃度が高くなると魚が死んでしまうため、大きな魚ほどエサ止めの時間は長く取るようにしましょう。
魚類はできれば1匹ずつビニール袋に入れ、酸素を入れて丁寧にこん包していきます。

両生類の配送における注意点
両生類は水質、水温等に大変敏感な生物です。
カエル、イモリ、サンショウウオ類はそれぞれ適切な水質、水温が異なりますので、出品者、落札者ともに飼育方法、輸送方法について十分連絡を取り合って、事故のないように努めてください。

虫類の配送における注意点
虫類はこん包から脱出することがないよう注意してください。
空気穴はケージ上部に十分に確保してください。
虫が好む樹木の枝や葉を一緒に入れてください。
幼虫の場合は潜れるくらいの土を一緒に入れてください。
虫の排せつ物が箱外に漏れぬよう、箱の下部にビニールを敷くなどの補強をしてください。

これをよんだだけでも、留意すべきことがかなり多くて専門的な知識が求められることがわかると思います。少なくとも気軽にやってみるような取引ではないですね。
直接手渡しするならまだリスクは少ないかと思われますが・・・。

生き物を取引の道具にすることについての是非はおいておくとしても、トラブルが起きやすい性質から、そもそも初心者は手をださないほうがいい取引といっていいでしょう。