プログラミングの学習は、やりすぎると飽きます。

特に、某プログラミングスクールのように、一日10時間学習して短期間でプログラミングスキルを身に着けようというのは、脳が拒否して効率の悪い状態を招きがちです。

長時間同じことを学習していると、別のことをするか、休みたくなる経験は誰にでもあるでしょう。

よく考えてみたら当然のことです。

私は、Rubyの学習をスタートさせたころ、一日6時間くらい勉強していました。
プログラミングは数か月で習得できるというポジショントークを真に受けていたのです。

もちろん、人によっては本当に数か月で習得できるケースもありますが、ベースとなる知識や年齢、環境を考慮せず「誰でも数か月で習得できる」というのは言い過ぎです。

実際にやってみた結果、

  • プログラミングは挫折率が非常に高いこと
  • 長期間続けられた人だけがスキルを身に着けられる

という結論にいたりました。

いまは、『一日30分を続けなさい』を参考に、短時間の学習を長期間継続するという方法にシフトしています。

もちろん、この方法では数か月後にプログラマーとして就職することは不可能です。
しかし、私は就職するつもりはないのでこれでいいのです。

「herokuとrailsを使って自分のウェブサービスを公開できるようにする」
これを目標にしてプログラミングを学習しています。

Rubyでプログラミング言語の基礎を習得したら、PHPの基礎も学んでワードプレスのカスタマイズもしたいと考えています。

これなら、就職と違って年齢がどうとか言われる筋合いはありませんし、自分のペースで勉強できるというわけです。

私の場合は、プログラミング学習だけに時間を割いていられず、ブログ運営や本業の仕事もあるので、短時間の長期間勉強が性に合っています。

もし私が20代ならば、長時間の短期間学習をしてプログラマー就職をしますが、現実そうはなっていないので目指していません。

プログラマーになるのに年齢は関係ないと発言している人がいますが、それはクラウドワークスなどで仕事を受ける場合と、自分でウェブサービスを作る場合についていえることです。

就職については年齢も関係あるというのが私の見解です。同じ程度のスキルと社会性のある二人の人物が就職の面接におとずれて、一人は年齢が25歳、もう一人は年齢が48歳だったら、年長の方を採用するメリットが見あたらないです。

これは、ひがみで言っているのではなく、採用する側からしたら現実的に年齢が若いほうを取らざるを得ないと思うんですね。

繰り返し返しますが、自分でウェブサービスを立ち上げたり、クラウドワークスなどで仕事を受けることについては年齢は全く関係ありません。スキルやアイデア、サービスの面白さ次第です。

今は、プログラミングスキルがブームのようになっていますが、ポジショントークに踊らされず、自分の目的に合った方法とペースでスキルを身に着けていくことをお勧めします。