もっとも再現性の高い副業としては、空いた時間にアルバイトをするというのがあります。

資産性のない労働はダメだという人がいますが、目的をもった労働ならば問題ないと思います。

中でもホームヘルパー(訪問介護員)は、多くの方にお勧めの副業です。

1.お勧めの理由

  • 簡単にヘルパーの資格(介護職員初任者研修)がとれる
  • 都合の良い日を選んで勤務できる(週1日も可能)
  • 時給単価は他のバイトよりも高い(都内だと1200円以上もらえるところも多い)
  • 仕事の守備範囲が明確(決められたことをすればよい)
  • 人手不足のため、ヘルパー資格さえあれば採用率は高い(パートなら年齢が要件は緩く、60歳の人が勤務していることもある)

2.デメリット

  • 稼働時間しか時給が発生しないところがほとんど(事務所で待機していても時給は生じない)
  • 仕事量はお客の体調などにより増減するので収入は安定しない

でもデメリットは、やりようによってはメリットになります。

例えば、稼働時間外は自分の時間なので、他の副業の作業にあてることができます。転売の取引きメッセージをすることも可能ですし、スマホでブログ記事を書くことだってできます。私の場合はブックオフで仕入れをしていました。

訪問介護が急にキャンセルになることについては、サービス提供責任者と普段から良い関係をつくっておくことで、他の仕事を回してもらえることもありますし、そもそも仕事がないのであれば休みにしてネットビジネスをするという行動もとれます。

3.訪問介護を副業にする上でのポイント

  • パートの雇用形態にし、都合の良い時間を設定し勤務する(働ける時間と日にちを責任者に明示すると親切)
  • フルタイム雇用にスカウトされても断る(常勤になった時点で都合よく働くことは不可能)
  • 本業に支障がない範囲で仕事を入れる(逆に約束した日は必ず出勤しサービスを提供することで信頼を得る)

パートの訪問介護の仕事は、責任の守備範囲が割とせまく、すべきことは決まり切っています。

介護計画に沿った介護を提供することが仕事ですので、連絡調整だったり、苦情処理はサービス提供責任者という職場の責任者がする仕事です。

パートのヘルパーとしてすべきことは、計画通りのサービス提供、責任者への連絡・相談・報告となります。

サービス提供責任者は多忙なポジションですので、パートのヘルパーは、忙しい責任者の補助をすることが仕事だと思えば間違いありません。

最初のうちは難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると、どうすれば責任者に喜ばれるのかのコツがわかり、責任者の信頼を得られれば、おいしい仕事を回してくれることもあります。

パートのヘルパーは、受け持っているお客の介護サービスが終われば記録をしてすぐ家に帰れますので、副業としては悪くはありません。