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CDやDVD、プレステなどのゲームソフトでせどりをするときに、購入者が気にするのは、ディスクの読み取り面のキズの程度です。

通常、触って爪の先がひっかかるくらいの深い傷でもないかぎりは、多少の傷があっても多くの場合、再生に問題はありません。

でも商品を購入した人は、買った商品のディスク盤面がきれいであるとほっとするし、きれいな商品だという好印象を持ちます。

なので、販売者としては、できるだけディスクの傷は少なくした方が、商品を高く販売できるし、高評価につながることになります。

正直、傷だらけの商品は販売を見合わせた方が良いです。

amazonで商品説明文を書くときに「キズがいくつもあります」という趣旨のことを記入することは避けたいものです。

でも、せっかく仕入れた商品ですから、何とか出品したいですし、傷を消せればいい訳です。

そこで、ディスクの研磨機の購入を検討することになります。

例えば、有名な商品としてこのような商品があります。

この商品は、電動のマシンでディスクを拭いてくれるので、確かに楽です。

ただし、読み込みエラーを修復するのがメインの商品ですので、深い傷をとるのには不向きです。

そこで、もうちょっと低コストで、キズをとる方法はないものかということになります。

このような場合に、お勧めなのが、手動研磨という方法です。

といっても、特別なことではなく、ホームセンターなどに売っているプラスティックようの研磨剤を使ってディスク盤面の傷をとるという方法です。

商品にもよりますが、値段は50グラムで、700円くらいです。

注意すべき点は、プラスティック用のキズとりを選択することです。

よく、カー用品のコーナーには、塗装の傷とり用や、水あかとり用の商品が売っているので、間違わないようにしてください。

 

 例えば、SAMがこの前購入した商品が上記の商品です。

ちなみに、この商品は、深い傷を修復することはできません。

でも細かい傷は結構取れます。仕上がりは、新品の盤面と同じではありませんが、光沢は出ます。

ただし、キズが多いと、何度もクリーニングが必要で、きれいにするのに結構時間がかかります。

使い方は、チューブの中に歯磨き粉のようなものが入っているので、まずそれを布に出します。

使用する布は、メガネ拭き用のものが傷をつけにくくていいです。

百均で売っていますので探してみてください。

ただし、中には目の粗いものがあり、こまかなキズをかえってつけてしまうことがあるので、必ず不要のディスクで試し拭きをすることをお勧めします。

拭き方のコツは、まず盤面を拭いて汚れをとります。

ディスク用の汚れとりのクリーナーを使うといいです。

ディスクが乾いたら、次に、キズのある部分にピンポイントで、研磨剤を付けた布でこすります。

研磨剤は、多めにつけるのがポイントです。

円を描くように拭いていきます。

といってもレコード針のようにディスクの円周にそって拭くのではなく、円を描いて傷の部分を集中的に拭きます。

ある程度拭いたら、研磨剤を全体に伸ばしていきます。

ここで、キズがどのくらいとれたか確認します。

一回では、なかなかキズは取れないので、以後この作業を繰り返すことになります。

注意するポイントは、からぶきはしないことです。からぶきは仕上げで行います。

多めに研磨剤をつけて伸ばしていく、これを繰り返すことが必要です。

だいたい4~6回くらい。

多くの場合、細かくで、浅いキズであれば、かなりとれます。

ただし、ディスクの盤面は、キズがとれたと思っても、別の角度から再確認すると、まだキズがあったということがあるので、何度も拭きなおすことが必要となります。

ちなみに、CDのケースについたキズもある程度はとれるので、試してみるといいです。

ただし、結構時間がかかるので、多めのキズがあるならば、交換した方が速いかもしれません。オリジナルのケースの場合など、交換が難しい場合では有効といえるでしょう。

あと拭く際の注意点としては、何度も拭いていると、布に汚れが付着し、その汚れがディスクをキズつける原因となることがあるので、布は常にきれいなものを使う方がいいです。

布は洗濯すれば大丈夫ですが、繰り返し洗濯すると布が毛羽立ってきて、それがまたキズの原因になるので、ある程度使ったら、新しい布に変える方がいいです。

ちなみに研磨剤は、手につくと、手が荒れますので、薄手のビニールの手袋をするとか、すぐに手を洗うなどの対策をすることをお勧めします。

研磨機を買った方がいいのか、手動がいいのか、それぞれメリット・デメリットがあります。

やはり、本格的にCD・DVDを商品として取り扱うのであれば、時間の節約という意味でも研磨機があった方がいいです。

でも、まだ十分利益ができない状態で、CD・DVDの取り扱いが少ないのであれば、まずは手動式からやっても良いと思います。

それにこの研磨剤は、他のプラスティック商品のお手入れにも転用できますので、買って不要になることはないですし、値段も安いものです。