堀江貴文さんの著書
「あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる」
が発売になりました。

タイトルからして、いかにも堀江さんらしいですが、この本の想定読者は独身者だと思います。

もちろん本の読み方は多様ですので、堀江さんの奇抜な意見に触れるだけで楽しめるという人もいますので、そういう場合は誰が読者であってもかまわないといえます。

でも、こういう自己啓発本は、自分の人生を少しでもよくしたいという人が多い・・・・つまり本に書いてあることを人生の参考にしたいという人が多いのではないでしょうか?

だとすると、その場合の読み方は、読んだことをすぐに実践することになります。

ところが、この本は実践しようとすると独身者でないと正直キツイ内容となっています。

  • 小遣い制は絶対やめろ
  • サボれる家族サービスはサボれ

といったことは家族内であつれきを生むことになるので既婚者には実践向きでないですよね。

しかし、独身者であれば、他人に迷惑をかけない範囲であれば、何をしようと自由ですので、この本に書いてあることを実践することは可能です。

タイトルにあるように有り金を全部使い果たして無一文になってもだれにも迷惑はかかりません。

堀江さんは読者の脳裏に刻まれるような言い方をわざとしているので、本当に有り金を全部使うかどうかは読者に任せるとして「ため込んでいるだけのお金は存在しないのと同じだ」ということはいえるでしょう。

まさかのときのためというのは重々わかるのですが、あの世にお金はもっていけないという事実

このことを常に忘れないことですね。

あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる【電子書籍】[ 堀江貴文 ]