転売をしていると、どう考えても激安の商品に出会うことがあります。
それも突然予期せぬときにそういうときってくるんです。
今すぐ買わないと、他の誰かが買ってしまう。
そんな時には、すぐに買うか買わないかの決断をする必要があります。
激安の商品がたくさんあった場合は、何個買うのか全部買うのかを判断しなくてはなりません。
私は過去、判断ミスによって利益の取れる商品を取り逃がしたことが多々あります。
今なら考えられないですが、ブックオフでグラディウス2(ファミコンカセット)の箱付きが250円で売っていたのをみたことがありますが、買いませんでした。
それから、ドリームキャストのシェンムー2が、2200円くらいで売っていたのを買い逃したこともあります。2年くらい前はアマゾンで4000円くらいで売れた商品です。
私は、こうした仕入れミスをしたときは、失敗ノートと呼んでいるノートに反省点を記録するようにしています。
失敗ノートというのは、USBメモリの中に入れてあるメモ帳のことですが、そこには失敗したこと、失敗の原因と反省点(次からはどうするか)を記入しています。
この失敗ノートは毎日開いて確認し、同じミスを繰り返さないように心がけるツールとして活用しています。
私が、この失敗ノートから学んだことを述べると
「基本的に判断ミスが生じるのは、仕入れを見送ったとき」
ということになります。
まだ値下がりするのでは?
と思って、他の人に買われてしまって失敗しているのですから、安いと感じたら仕入れたほうがいいんです。
特にのんびり調査していられない場合はそうでしょう。
もちろん仕入れすぎて売り残ってしまうこともあるのですが、安い思ったら購入したほうが、少なくとも損する可能性は低くなります。
トントンでも、商品が売れるのに時間がかかっても、最終的に商品がはければいいじゃないですか?
まず
ある商品を安いと思うかどうかは、普段の調査行動に基づく目利きにかかっているというのを覚えておいてください。
ただし、安いと思った商品を大量仕入れする先に注意すべきことがあります。
それは、仕入れる人間の心理状態です。
こういうときは、クレジットカードでのポイントを取り損ねたり、クーポンを使い忘れたりというミスをしがちです。
大量仕入れするときも、いつも通りに行動していくのが望ましいのです。
大量の商品を仕入れようと、ある種の興奮状態にありますから、普段ならもれのない行動が抜けたりしますので注意してみてください。
モノの値段は、日々変化しています。
昨日、1000円だったものが、今日は半額になっていたりします。
転売は、この価格差によって利益を出す商売ですので、仕入れの訓練だとおもって日々身の回りの仕入れ店舗の商品研究をしてくださいね。