「はじめての今さら聞けないアフィリエイト入門」
は、アフィリエイト初心者向けの書籍です。

著者は「ブログ飯」で有名な染谷さんです。
この本を簡単に説明すると、無料ブログから始めて、慣れてきたらワードプレスに移行しましょうという内容になっています。

中でも良心的だと思ったのは、アフィリエイトの学習法についての記述です。

通常、アフィリエイターの本ならば、自らのセミナーに誘導するよなうことを書きますが、この本は違います。

有料セミナーに参加する前に、書籍で学習することを勧めています。
この商材が本だからというのはあると思いますが、本は図書館の本でもいいと書いてあるからおどろきです。

今時は図書館にもアフィリエイトの本は借りることができます。
これなら無料でアフィリエイトの基礎を学べます。

基礎を学んでからセミナーを受ければ、より効率よく学べるというのがこの本の主張です。

セミナーの特徴
有料の勉強会やセミナーでは、無料のものから5万から50万くらいするものまで幅広くありますが、内容の良し悪しは参加してみないとわかりません。また、参加者のレベルによって評価が分かれる側面もあります。

セミナーが悪いというのではなく、全くの初心者が良いセミナーを選別するのは難しいうえに、レベルに合わないセミナーに参加しても有益ではないということです。

そもそも初心者が有益なセミナーに参加した場合に、専門用語の意味がわからずに理解できるか?という問題があります。初心者向けだからといって専門用語の解説からしていたら、時間が足らなくなることもあります。数時間のセミナーで初心者に成果させるというのは無理があるのであって、それはセミナーが悪いというよりも、そういう構造になっている点に問題があります。

専門用語の意味など、初心者が学ぶべきことは書籍からでも十分に学べます。実績を出しているセミナー講師のいうことが理解できて、有料セミナーを十分に活用できるレベルになってからセミナーに出かけても遅くはないでしょう。

ちなみに、
自己啓発系のセミナーの場合は、講師の知名度があるということで何十万もするセミナーがあります。例えば、ジェームス・スキナーさんであったり、川島塾もかなり高額です。

マインド論、自己啓発系、起業、ビジネス系のセミナーの場合は、講師のインスピレーションを受けるだけでも価値がありますのでこれでいいのですが、初心者向けアフィリエイトの手法というセミナーの場合はインスピレーションを受けるかどうかの問題ではない部分が大きいので必ずしも該当しません。

書籍のデメリット
書籍の場合は、文字と画像やイラストでの解説となります。セミナーに比べて最適化されていないといえます。手取り足取り教えてもらうことはかないません。また、本は自分で読むしかありませんので挫折しやすい教材です。その意味では努力を要する勉強法なのかもしれません。

ちなみに、月収百万を達成した「介護士働き方コム」のブロガーである深井さんは、どこにでも売っている書籍からも存分に学んでいます。
月に10冊本を読むことを自らに課しているそうですが、これは簡単にできそうでできないことです。まさに努力家です。

逆に言えば、このデメリットを理解して取り組めれば書籍でも学ぶことはできるということです。

まとめ

  • 最初は書籍やネット検索から専門用語などの知識を得る
  • 実際にブログを書き始めて課題をみつける
  • お手本にしたいアフィリエイターをみつけて勝手に師匠にする
  • 師匠に質問できる環境やコンサルを受けられる情報商材があれば購入を検討する
  • セミナーや講演会はインスピレーションを受けるための機会と捉える

初心者は、この流れで進めていくのが投資対効果が大きいです。


はじめての今さら聞けないアフィリエイト入門[第2版] [ 染谷昌利 ]