良いプログラミングスクールの選び方の基準として、講師がエンジニアであることというのがある。だが忙しいエンジニアが主なメンターになってくれるケースは少ないのではないか? 授業料が安いスクールならなおさら学生がメンターという可能性が高まると考えるのが自然である。
— SAM (@netdemoukeruSAM) 2018年12月30日
プログラミングスクールにエンジニアが常駐しているケースは少ない。
そもそも、エンジニアであるという定義は、
「本業でエンジニアをしている人」
ということになります。
つまり、「現場で最新の技術に常に触れていて、学生の質問に的確に答えられる人」がメンターとして理想です。
ただし、これにはひとつ前提条件があって「教え方がうまい」ということが加わります。
でも、よく考えてみれば、このエンジニア不足の中、このような条件を備えたメンターがいるかという問題があります。
他のスクールに比べて授業料が高いスクールの場合は、メンターに対して高い報酬を支払えるので、良いメンターが存在するケースがあります。
しかし安い授業料のスクールの場合は学生がメンターだったり、非エンジニアの講師だったりします。
つまり授業料の安い高いでメンターの質が変わるというのは、大まかでは間違ってはいないといえます。
スクールに入学する前に確認することとしては、次のことがあります。
- エンジニアのメンターがつくスクールなのか?
- メンターが専属でついてくれるのか?
- メンターがカリキュラムによって変わるのか?
という点です。
そもそもメンターを変えられるのかという点も注目すべき点です。
いくら優れたメンターの条件を備えていても、相性の問題を考えるとプログラミングスクールは選択においてある程度のリスクがあるといえます。
上記のことは調べたり質問したほうが後々いいです。
ただし、色々調べたところで「最終的にどうなるかは、やってみないとわからない」という要素はどうしても残ります。
特に、まったくプログラミングの知識がないのに、いきなりスクールに入ろうという場合は判断を間違える可能性があります。
これを避けるために私がお勧めしているのは、ある程度プロゲートや書籍で基礎を固めたうえでスクールに入るという方法です。
こうすれば、
「プログラミングってなんですか?」という基本中の基本的な質問をしなくて済みますし、キーボードの操作などの調べればわかるようなことをくどくど質問することで、数か月という限定した学習期間の無駄を避けられます。
また、ある程度基礎がしっかりしていれば、メンターの教え方の質に左右されることは少ないですし、支払った授業料の対価を得られる可能性が高まります。
スクールの生徒同士という横のつながりも活かせるでしょう。
プログラミングを学ぶ理由や動機は、人それぞれですので、スクールを選ぶ基準も様々です。
ご自身の目的を考慮してプログラミングスクールを選択してみてください。
もしくは独学を選択してみるのもいいと思います。