Amazonの中古品販売ページをみていると、商品説明の良し悪しが売り上げに直結することがあります。

値段の安さも重要ですが、商品説明が大切です。
特に中古品の場合は、人によってとらえ方が異なってしまうのでよく考えないといけません。

商品のコンディションを「良い」にするか、「可」にするかで迷ったら、自分が思ったランクより1つ下のランクにするとよいでしょう。

例えば、商品状態が「良い」だと思ったら、ワンランク下の「可」にして出品するということです。

購入者は、コンディションが「良い」になっていたから欲しいと思って買ったのに、届いた商品に傷がついていたとなると、それを出品者のマイナス評価として返してきます。

逆に、コンディションをあえて控えめに「可」としておいて、実際届いた商品が美品だったとなると、購入した人からすればいい意味でのギャップからうれしいので、出品者の高評価につながります。

なので私の場合、よほど美品・・つまりほぼ新品といってよい商品でないかぎりは、ほとんどの商品を「可」で出していました。

ある程度出品者の評価点数が高まったら別ですが、出品して間もない時期の出品者は、評価を集めることと、マイナス評価を避けることが特に重要なので、基本は「可」での出品をお勧めします。

値付けについては、最初からバナナのたたき売りのように安くすることはありません。
他の出品者の価格を参考にしながら、徐々に価格調整をしていけばいいと思います。

忘れていけないことは、

お客様が商品を購入するのは、その商品が必要だからではない・・・・

むしろ、
「必要ではないが、その時欲しいという感情(物欲)で買った」
ということが往々にしてあるということです。

そういうお客様の感情を知らずに出品者目線で解釈し、

「使用上問題なく、ディスカウント価格ならいいでしょう」

として出品してしまうと、売れないのです。

売り逃げして、あとの評価はどうでもいいという考え方をするよりも、継続的にせどりをしていこうとするなら、やはり買ってくれる人の気持ちを考慮することが必要です。

「お客さまは感情で物を買って、理屈で正当化する」
という原則があるとを知れば、商品に対する期待値を上げ過ぎてしまう商品説明文やコンディション評価は避けるべきですね。