「FBAパートナーキャリアでお願いします」
郵便局に商品を発送しにいったときに私が言った言葉です。
職員さんは、何を言っているのか分からない様子でした。
プリントアウトした用紙を渡しても、それをどうするのかをお客に尋ねてくるのです。
「この紙は切るのですか?」
FBAパートナーキャリアとは、アマゾンと日本郵便が提携しており、
通常のゆうパック料金よりも安く配送してくれるサービスです。
まだ始まって間もないサービスのためか、郵便局の人はどうしたら良いのかわからないのです。
「着払いのゆうパックでお願いしますと」いうと、意味が分かるようです。
それはいいのですが、控えの配送料を見ると、どうもアマゾンのセラーセントラル上で計算した金額よりも高いように感じたので、割引料金になっているかを職員さんに尋ねました。
1240円になっています。これじゃあまり安くないですよね。
これは自宅のある関東から、小田原の倉庫までの料金です。
荷物は、120サイズ(3辺のサイズが101~120センチ)です。
ちなみに、セラーセントラル画面からヘルプを確認すると、割引料金の表を確認できます。
851円になっていますよね。
これが正しい割引料金となります。
でも受付の職員さんは、ゆうパックであるとしか理解していないので、
「そのようなサービスは無い」と言い放ちました。
「そんなはずはない」とこちらが、やんわり否定すると
受付の人は、上司に相談に行きました。
実は、上司もわからなかったので、日本郵政にある専用の部署に問い合わせて、いろいろ調べてくれました。
これでやっと話が通じると思いましたが、結局、上司が問い合わせた先でも、
FBAパートナキャリアという割引サービスは無いという結論でした。
私は、本当に割引料金で配送しているのか心配になりましたが、聞いたこちらがよくありませんでした。
送料のことは、アマゾンに問い合わせた方がいいと思いました。
細かいことをいっても仕方ないので「着払いのゆうパックで配達してください」というと、それは分かったようです。
とりあえずFBAなんちゃらとかは、もう言わないで配送手続きを済ませて帰宅しました。
荷物を預けて、帰宅すると、先の郵便局から連絡が入りました。
自分なりに、パートナーキャリアについて調べてくれたようです。
郵便局の人によると「これはアマゾンが商品を発送するときに使うサービスだ」とのことです。(ゆうパックのことを言っているのかな?)
郵便局からアマゾンに発送するものではないという趣旨のことも述べていました。
私は、その説明は、もう一度やんわりと否定し、丁重に電話を切りました。
今回のことをまとめると、結局、郵○局はFBAパートナーキャリアを知らないのだということになります。
驚くことに、社内でまったく浸透していないようです。
これは、この一件のあと何か月たっても同じで、今でも120サイズの箱をもっていくと、1240円の控えを渡されます。
まあ無理も無いかもしれません。
送料を割引するにしても、送料はアマゾンのペイメントから差し引かれる訳ですし、郵便局からしたら、着払いのゆうパックにしか思えないのでしょう。ゆうパックには違いないですしね。
それにFBAなんていう言葉自体分かりにくいものです。FBAって何?という人は多いです。
何はともあれ、今回もFBAへの出荷が済んで、ひと段落つきました。
そこで、ふと思ったこと・・・・・
分からないことは、誰にもありますが、これまで郵○局に荷物をお願いした中で、気になったことがあります。
それは、分からないことを平気で客に尋ねてくる職員さんが多い点です。
郵○局の職員なのに、荷物の手続きや、料金システムについて、客に尋ねてしまうのは間違いです。
分からないことは、上司に聴いたり、調べることが本来の仕事のはずです。配送のプロなのですから。
第一、こちらが説明したにも関わらず全く理解してもらえないのだから、尋ねることに意味がありません。
客に対して「それは何ですか?」といって怪訝な顔をしたり、「そんなサービスは無い」と言ってしまうのは、決して良い印象を受けませんよね。
最後に、郵○局の職員さんが知らなかった、FBAパートナーキャリアがどんなサービスかが理解できる動画を掲載してみました。