プログラミング技術を身につけても、35歳を過ぎたらプログラマーとしてどこかに雇用されることは難しいのでやめた方がいい
とよく言われます。
でも、私は、たとえ中年だったとしてもプログラミング技術を使ってお金を儲けることはできると考えています。
その理由は、インターネットの普及と、高齢化社会の深刻化です。
インターネットが今よりさらに普及してくると、リモートワークが当たり前の働き方になる社会がやってきます。
満員電車で職場に通勤して、密室的な空間で、やれ、年齢や地位が上だとか下だとかいう人間関係の問題が緩和されようになると、もはやプログラミング技術で何ができるかということ以外は問われにくい状況が出てきます。
こうしたリモートワーク社会の問題点があるとしたら、年齢を重ねることによる新しい知識の習得が大変になる点です。
たしかに、年を取ると物覚えが若いころに比べて劣るのは医学的にもいなめませんが、ここは個人の努力のしようがある領域です。
年を取っていたって、人は関心の強いことには馬力がでるものです。
個人的には年齢よりもマインドのほうが重要だと思いますね。
若手だとしても、古い技術に固執していたり、マインドブロックにかかっていれば、落ちていくのは一緒の条件なわけです。
年齢差のある人間と仕事をしたくないという壁が存在するかぎり、雇用型プロクラマーの業界は変わらないと思いますので、今後の働き方改革に注目です。
次に高齢化社会の深刻化についてです。
これはいまでもなく、すでに日本は、もう老後になっても働かなくてはいけない社会となっています。
このままいけば10年後くらいには定年という言葉すらなくなっていると予測しています。
あらゆる分野で人手不足が加速し、機械に置き換えられるものは置き換えられていきます。
そんな中、
中年にプログラミング技術があって何ができるのか?
という疑問があると思いますが、周囲には高齢者ばかりの社会になっていますから、そんな悠長なことはいっていらないのです。
業務委託型の働き方が中心となる社会では、何ができるのかが問われます。
年齢はあまり関係ありません。
さすがに80歳になったら身体機能的に無理がありますが、50歳、60歳・・・・、人によっては70歳くらいでも働ける年齢といっても差し支えないでしょう。
20年後くらい先の社会をみこして、今日もプログラミングを勉強しています。
就職するためではく、作りたいサービスがあるからログラミングをしている・・・
結局、プログラミングも、投資と一緒で、ものごとを長期的視野でみて、かつ継続できる人がすべてにおいて勝つのだと思います。
中年であってもプログラミングをはじめとするウェブの技術を使えれば、儲けられる可能性は高まる一方です。
もちろん、業務を一人で、もしくはチームで追行できるだけの体力や健康は必要ですが、そこは気をつけようのある領域です。
いまからでも健康に留意して、常に新しい技術の習得に務めれば、プログラミング技術で生活できる可能性はあるのです。