プログラミング学習の初期では、教材の指示通りに演習を進める工程があります。
プログラミングの学習をしていると

「あるプログラムの動作について、理屈はわからないが、Aというコマンドを入力するとBという挙動をする。」

こういうことが良くある。というかこればっかり。

この時の考え方として大切なのは、コードを完璧に入力しようと力まないことです。
「間違ってもいいや、とりあえばリロードして結果をみてみよう。」
くらいの軽いノリがいい。
完璧に文字を入力しようとすると面倒くささが出てきて、繰り返しの作業を避けてしまうからです。

プログラムは間違って文字を入力するとプログラムが動かない。
その時に、どこが間違いなのか探すことになる。
こうした間違いを探す過程が成長をうながす。

そして、あらためてコードを入力しなおす。これを繰り返す。
こうして、だんだんとミスなくコードが入力できるようになる。
プログラミング学習では、この繰り返しがどうしても求められる。

初心者のうちは特にそう。
ましてや中年プログラマーは、人の何倍も繰り返すことが必須。

なので間違いを恐れてしまって、型を繰り返すことを避けるといつまでもプログラミングができるようにならない。

これは自分自身に言い聞かせていることだが、いい先生や教材に巡り合えれば、この繰り返しを継続することは可能と信じている。