amazonで、出品するときに重要なのは、商品説明文です。
お客様は、この説明文を頼りに商品を購入するかどうかを決めているといってもいいほどです。
今では、amazonでも、ヤフオクのように商品画像を掲載できるので、画像情報も重要ではありますが、それでも商品説明文の良し悪しが重要であることに変わりはありません。
では、その説明文を書く上で、どんなことに注意したら良いのかをお伝えします。
ポイントは、
上記のポイントを付けると、かなり売れる説明文になります。
共通していることは、逃げの言葉や、言い訳の言葉を使わないということです。
例えば、
「スレ・痛みがある場合がございます。」
「実店舗併売のため、売り切れの場合があります。」
こういう説明文を書きたくなるのは、大量出品する都合上、手間を省くために、説明文をコピペしているからです。
つまり、汎用系の文章になっているのです。
お客さまは、すぐにそれを見抜いて、逃げの姿勢だと判断します。
出品者からすれば、手間ですが、そこがチャンスでもあります。説明文に、ひと手間かけることで、他の出品者と差をつけることができます。
例えば
「歌詞カードに、折れ・破れ・書き込みはございません」
と言い切るのです。
「品切れはございません」も良いです。
「もし、説明文に間違いがあったら返金します」も安心感を与えられます。
このように、自分の言葉に責任を持って言い切ることで、お客様は、商品を購入してくれます。
キズがあるならあると正直に書くことです。
商品情報を正直に、言い切ることも大切で、勘違いを防ぐ効果も期待できます。
中古品なんだし、商品状態は「可」にしてあるんだから、分かっているだろうと思っていると思わぬ勘違いが生じます。
むしろキズは大げさにか書くくらいで丁度いいくらいなのです。
実は、amazonでは、どんな理由であっても、商品を返品することができます(大きな声では言えませんが・・)。
お客様から「商品説明文と違う」「ボロボロの商品が送られてきた」と言われても、出品者としては、そこで反論したり、お客様を避難するべきではありません。
反論することより、そもそも勘違いが生じないように、商品説明を十分にしておくことが何より大切となるのです。
ただし、難しいことが一つあります。それは、商品のダメージを伝える際に、完璧な方法がない点です。
例えば、CDの盤面のキズは、言葉で説明するのも、画像で示すのも難しいことです。
「盤面に1センチの線状のキズが1本、点状のキズが4個あり、斜めから見ると、うっすらとしたキズが2本あります。」
と書いても、細かすぎて情報が正確に伝わらず、「ボロボロの商品なのかな?」と思われます。
では、百聞は一見に如かずで、盤面のキズを画像に撮ろうとしても、反射してキズはうまく撮影できません(写真に撮ると、キズが無いかのような画像になります)。
ピンポイントで、証明を当てることで、大きなキズを撮ることはできますが、見る角度によっては目立たないキズもあるのです。
では、どうすればいいかというと、盤面のキズは、目立つダメージを優先的に説明して、説明が長くなる細かいダメージは、主観的な言い換えをします。
例えば、
「盤面に、線状のキズが2本、その他、こまかいキズが複数ございます」といった感じです。
なんだ、結局あいまいな文章じゃないかと言われそうですが、完璧な説明は不可能なので、最後は主観的表現に頼らざるを得ない部分が出てきます。
主観的表現を一部取り入れざるを得ないのは、あまりも長い文章、例えそれが正確であっても、お客様は、たくさんの出品者のなかから一人を選ぶために、多くの説明文を読んでいることを考慮すべきという理由があるからです。
いくら、正確な説明も、長たらしくて読んでもらえないのなら、何のために販売しているの?という話になってしまうということです。
重要なことは、過不足なく、できるだけ正確な情報が伝わるようにすることです。
結局は、主観が入り込んでしまう作業なのですが、気を付けても予期せず生じてしまう情報の伝達ミスによる勘違いについては、
「万が一、商品説明文と違っていた場合は、すぐに返金対応させていただきます」
といった文言を入れることでお客様に安心感を与え、フォローします。
ただし、主観的表現をせざるを得ないといっても、主観的表現が多すぎてはダメです。
例えば、
「商品状態は非常によいです。」と一言で終わりでは、あまりに主観的過ぎます。
新品ならこれでいいのですが、中古では通用しないので注意してください。
以下に、商品説明文の具体例を、書いておきますので、アレンジして使ってみてください。
● FBA・DVDの場合
● FBA・書籍の場合
ちなみに、
商品画像を併せて載せている場合でも、商品説明文だけで情報が伝わるように書くようにします。
何故なら、ネット環境や端末によっては、画像が見れない、もしくは十分に確認できないことがあるからです。
例えば、スマホの小さい画面では、細かいキズが確認しにくいことがありますし、解像度が低い端末では、粗い画像となって見えにくいことは容易に想像できます。
ですので
「画像をご覧いただくと分かりますが、○○にスレがあります」
といった言い方はするべきではないのです。
以上のような点に注意して、商品説明文を書いてみてください。ライバルより、ちょっと値段が高くても、評価が低くても、お客様があなたを選んで商品を購入してくれることでしょう。