プログラミング学習の最初の壁は、初期学習の段階にあります。
理解できないことがほとんどなのに、言われた手順通りにコードを打ち込んだり、文法を覚えたりする作業に苦しさを感じてしまう・・・
これはだれしもあることです。
「いったい、いつになったらプログラマーになれるのだろう?」
そんな言葉が頭をよぎります。
中高年者の学習者の場合は、さらに
「こんなつらい思いしてプログラミングを習得したとして、いったいどこが雇ってくれるというのだろう?」
という絶望感までセットでやってきます。
でも、そんなとき
「プログラミングは趣味なんだ」
「趣味を活かしてお金を稼ぐんだ」
という意識にシフトしてみるとことをお勧めします。
そもそも、プログラミングに多少なりとも興味があったから始めたのではありませんか?
プログラミング言語やフレームワークの市場価値の高さとか、就職の有利不利とか、いったん度外視して、いまいちど原点に戻ってみる視点が重要です。
これは、今の自分にも言いたい言葉でもあります。
プログラミングを趣味にすることには多くのメリットがあります。
- お金がかからない
- 高スペックのPCは不要
- こんなサイトやサービスがあったらいいなを実現できる
- 情報発信ができる
などです。
これが骨董品やレアアイテムのコレクションすることなどを趣味にしてしまうとお金がいくらあっても足りません。
なんでも鑑定団というテレビ番組に出てくるような人は大変だなと正直思います。
その点、プログラミングはパソコンだけでできる趣味です。
別にMacBookじゃなくたってできます。
趣味の物品で部屋があふれかえることなく、ミニマリストな生活ができます。
趣味ですから、何歳になったって楽しんだもの勝ちです。
誰からも文句を言われる筋合いもありません。
ですので、就職のためにプログラミング学習をしていて、苦痛を感じている人は、ぜひともプログラミングの趣味化を考えみてください。
きっと心が楽になります。
働き方改革や人口減少社会によって、今後は何歳になっても働かざるをえない状況がくるでしょう。
終身雇用制度は当然に崩壊しますが、そのかわり仕事に参加しやすく、かつ離脱もしやすい働き方ができると思います。
プログラミングを楽しんでさえいれば勝てる時代がもうすぐそこに来ています。
実務経験がないからクソとかいう人には、
「趣味でやっているんだからいいでしょ」
といっておけばいいのです。