会社員が。実はさほどおいしい働き方でないことは、最近よく言われていることです。
例外としては、
- 大企業の正社員で収入に満足している
- 公務員である
- 人間関係がよくて、自分の適性に合った部署で働いている
- 残業が少なくて収入が安定している
というのがあります。
上記に当てはまる人は別です・・・・だが、現状そんな人は少ないでしょう。
多くの人は中小企業で安い給料で、やりたくもない仕事をさせられ、貴重な時間を会社に差し出し、つらい働き方をしているのではないでしょうか?
特に、ブラック企業といわれる会社で、人間関係も悪い中で、ウツウツと働いている場合は切実な問題です。
では、今の世の中サラリーマンはどうすればいいか?という問いに対しては
「インターネットを使った副業をする」
というお勧めをしています。
命の危険があるほどのブラックな会社に勤めているのであれば、まず本業をすぐにやめるべきです。
しかし週休2日は休めて、生活に必要な最低限度の給料をもらえるのであれば、本業をしつつ、副業から始めるのは、かなり現実的な選択肢です。
理想をいえば、できるだけ労働時間の少ない会社がいいです。もし独身者や、理解のある配偶者に恵まれた人であれば、たとえ給料が少し減ったとしても、思い切って労働時間の少ない会社やホワイトな企業に転職して、空いた時間に副業をしてみてはどうでしょうか?
インターネットを使った副業は、失敗しても損失はほぼないですし、借金して運転資金を確保するなんてことはしません。すぐに収益がでなくても会社員の給料から生活費は補填できますので精神的にも安定して取り組めます。
今は、働き方改革だといって、政府が副業やノー残業、有給休暇の取得を勧めているではありませんか?
会社員としての仕事を頑張って給料を上げてもらっても、税率や社会保険料も同時に上がって、なかなか手取りが増えません。経団連の人も「正社員という雇用のあり方は今後無理」だと本音を漏らしています。
会社で残業するより、さっさと家に帰って、メルカリやヤフオクで不用品を売ったり、会社が帰りに仕入れをして転売でもしたほうがよほど、商売の基礎が身につくのではないでしょうか?
副業で失敗したところで失うものなんて大してありません。
むしろ一つ失敗するごとに自分に合った副業に近づくことができるといっても過言ではありません。
よく考えれば、本業だけしかなくて、その本業に将来性がないとしたら、それこそ会社がなくなったときに大きなリスクです。
もちろん本業は本業で、もらっている給料の分、しっかりと働く必要はあります。会社との契約ですから、それは当然の義務です。
しかし、これだけ社会の変化が速くなっている中で、一つの会社がいつもでも存続し続ける保証はどこにもありません。会社がなくなったり、45歳でリストラなんて目にあってもなんとか生きていけるように、小さなビジネスをしておくことは本当に自分のためになります。
ただし、副業をするにあたっては、初期投資として時間を投入する必要があります。休みの日は遊んでいたいという人には苦痛に感じられるでしょう。
だからこそ、労働時間の短い本業を選んで自分の時間は副業にフルコミットすべきですし、副業では自分の好きなことをして稼ぐようにするのが向いているのです。
副業における初期の目標は、ビジネスの経験を積むことにありますので、給料は安いが労働時間も短い、契約社員やアルバイトのほうが副業には好都合なのです。
労働の対価としての給料分だけは働いて、あとは副業に専念させていただきましょう。感覚としては、むしろ会社の仕事が副業で、副業のほうが本業だという意識をもつとちょうどいいですね。